「歳をとると、できなくなることが増していく・・・・」って諦めていた。 確かに、周りの人を見たときに、その通りだと思っていた。 身体を動かす能力が落ちて、できなくなることが出てくる。考える力も落ちてくる。 「今日が一番若い日」なんていわれると、なーんか寂しくなる。 そうでもないな・・・って思うこともある。 逆に歳をとることでできるようになることも「あるじゃん!」ってね。

その1 野外のトイレを使うことが、自然にできるようになった。 父がその行為をしたときには、「いい加減にしろ!                           〇〇タレ!」なんて言っていたのが夢のようです。 まぁそこら中がトイレってことでしょうか。

その2 電車の優先席に自然に座れるようになった。 以前は空席になっていても、躊躇していたのですが、今は大丈夫です。さっと座れます。

その3 同じことを何回言っても気になりません。「前に言ったけど・・・」ってこと自体忘れています。 同様に同じことを何回聞いても大丈夫です。 友人と飲んでるときにはとてもありがたいのです。

その4 前項と一緒のことですが、同じテレビ番組を何回見ても新鮮に見られます。 最近、再放送(再々放送も)が多くなっています。それでも気になりません。 しかし、同じ俳優の方が「警察の課長」「検察の事務官」「鑑識官」・・・になるので、ちょっとややこしいのです。 番組枠が多くなったので、俳優さんの数が足りないんだ・・・。

その5 古い服、ペンキで汚れた服など着ても、気になりません。 以前は汚れが少しついていても、外出するのにためらったのです。 しかし、買い物くらいならそれで行きます。 それをわざと着るまではなっていません。

考えてみたけど、できるようになったことはほんの少しだけでした。 やっぱり今が良さそうです。