私、若い頃は飲み会がとても嫌でした。自家用車で通勤していましたから、飲めません。おまけに2次会の費用まで取られることもありましたから・・・。 酔った先輩の相手も大変でした。
大きな全体での会が「歓迎会、忘年会、送別会・・・」そして、小さなグループの会が「月に1回・・」でしたから、その会が近くなると憂鬱でした。子どもが小さいので、早く帰って遊んでやりたいのにと思いながら参加をしていました。会の途中に抜けて、家で子どもと花火をしてまた宴会に戻る・・ということもありました。それでも、自分の職場での立ち位置を考えていました。先輩から「あんた、飲酒運転してるんじゃないかと思ってた」と言われたこともありました。飲まないで遅くまで会に参加していましたから。それはいつもではなく、正体不明になることもありました。そりゃそうだよね。
 就職しだちは、自分の前の料理をパクパク食べる。なくなったら、さっと帰る。仕事で付き合ってるのに、夜までつきあってられるかよ・・・。でしたから、まぁ少しは丸くなって行ったのかもしれません。 一次会は勤めて、二次会には出ないつもりでいたのに、親切(本当に)な先輩に追われて繁華街を走って逃げたこともありました。
 しかし、退職をする頃になったら、職場の「宴会」に対する雰囲気はクールになっていたのです。若い人は、飲まない・・・。俺たちは若い頃、先輩の長い話も我慢して聞く、家までの送迎をする・・飲まない二次会の割り勘も受ける・・だったんだよね。
 肩書きがとれてしまった今、「宴会」が懐かしんだよね。いつだったか、連れ合いが「忘年会」に10回くらい参加してました。オレは1回もなかった。