「35度かよー」
アパートに帰って、温度計を見たときのことです。その頃住んでいた〇〇市は県の最高気温を記録することが多いところでした。アパートの4カ所にかけてあった温度計は同じくらいの気温を示していました。窓を全開にして外気を入れても、気温はほとんど下がりません。エアコンは設置してありましたが、赴任した3年間で二,三回くらいしか入れたことはありません。結局のところ、扇風機で過ごしました。
冬ですか?
結構寒かったのです。朝、窓ガラスの全面が凍りついていました。「窓、開かねーよ」でした。以前、先輩が「部屋の中で卵が凍りつくんだ。凍らないように冷蔵庫にいれるんだぞ」って言ってました。冗談だろうと思っていましたが・・・・この先輩は、山間部に住んでいたので、あっても不思議はないかな。
冬は石油ストーブを使いました。これは3年間で30リットルでした。妻にこれらのことを自慢したら、
「ふーん。そんなことで地球温暖化が防げるの?」でした。
確かに、他の人が「しょうもない」と思うことにがんばることがあこの頃はこの頃は「高速のトンネルを抜けるときに息を詰める」高校生のときには「体操服を洗わない」「床屋さんに行かない」「冬の学生服を夏でも着る」・・・・まぁゲームみたいなことでしょうか。
「そんなことより、お酒を飲まないことにでも挑戦したら?」という冷たい言葉で話は終わり。