オレは大きなことはできないけど、小細工はできるんだ。
だから、家の畳の部屋をフローリングにした。
洗面台を入れ替えた。
台所の流し台を入れ替えた。
ウッドデッキを作った。
電気関係もした。 (問題があるので詳しくは言わないけど)
ピザ釜を耐火セメントを買って作った。
網戸は親戚の家のものまで張り替えた。
この原点はある時計屋さんとの出会いだった。
中学校に入学したときに、オヤジが腕時計を買ってくれた。
セイコーのスポーツマチック(?)だったと思う。
手首が細いのでバンドが合わなかった。
オレにとってはすごく高そうな物だったので、自分でしようとは思わなかった。
隣町の時計屋さんに持って行った。
調整をじっと見ていた。 (機械に関心があったので)
たいしたことをしてなかった。
「ウチで買ってないよね。 だから代金は200円だよ」
あのくらいでかよ・・・・
バネを内蔵した円柱状のものを動かしただけじゃねぇんか。
あの頃の100円って・・・
高校のときに郵便局でバイトをした。
重い物(郵袋・・)を扱ってもらうから、少し多くあげようって言われて・・・時給99円だった。
その頃からでしょうか。 何か作業(修理)などをしてもらうときは横で見させてもらいます。
同じようなことがあったら、次は自分でやってみようと思うのです。
しかし、最近フッと思ったことがありました。
確かに、自分ですると安上がりで得をした・・・満足感があるのですが、素人ですから時間は相当かかります。
残りのロウソクがあまりないのに時間がもったいなかったのではないか。
「時間を金で買う」と思えば、安い買い物だったのだ。
とは思うけど、やっぱり自分でやるね。
基本的にケチだから。